一般社団法人和歌山イノベーションベース（所在地：和歌山県和歌山市、以下「WIB」）は2023年7月7日（金）、2023年7月度月例会（アントレプレナーセッション vol.3）を開催しました。
今回の月例会では、「地方から全国へ、そしてIPOへ」をテーマに、株式会社フレアス 代表取締役会長でYNIB（山梨イノベーションベース）の代表理事でもある澤登 拓氏に登壇いただきました。モデレーターはWIB理事長で社会福祉法人檸檬会理事長の前田効多郎が務めました。
今回も35名のアントレプレナーシップをもった和歌山にゆかりのある経営者達に参加して頂けました。今回はその模様をレポートしていきます。
株式会社フレアス 代表取締役会長 澤登拓氏について
2002年ふれあい在宅マッサージ（現フレアス）を設立し、代表取締役社長に就任。 2013年東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科修士課程医歯理工保健学専攻（医療管理学コース）修了。 2015年やまなし大使。
2019年には東京証券取引所マザーズへの上場を果たし、2020年からはフレアス代表取締役社長CEOとなった。
WIB2期会長・高幣の挨拶
まずは、WIB2期会長・高幣より、「WIBの紹介」、及び今回で取り組みが3回目となる本イベント「アントレプレナーシップ」について共有した後、本講演会を開始しました。
澤登氏による会社紹介
学生時代に中国へ留学した経験、創業の想い、全国展開のきっかけについて、当時の悩みとともにお話いただきました。また、会社概要と併せて「ニッチなブルーオーシャンを探す」という戦略、フレアス教育制度、各フェーズにおける成長の壁と乗り越え方などについて、余すところなくお教えいただきました。
澤登氏×前田の対談形式による講演会
前田よりYNIBの設立の背景について質問があり、澤登氏から、環境を変える必要性、地方における「情報の質と量」を向上させることの重要性についてお話しいただきました。また、YNIBの活動について、メンターメンティーの仕組み、アントレプレナー同士が成長し合う仕組みづくりについて教えていただきました。
事業については、コロナ禍の売上減少を乗り越えた方法などについてもざっくばらんにお話しいただけました。
質疑応答
参加者から、全国展開できた理由、限られる日本市場におけるグローバル展開への考え方、現場にいることよりも組織を拡大しようと思ったきっかけ、などについて質問があり、ざっくばらんにお答えいただきました。
これから事業をより成長させたい起業家や経営者にとって学びの多い機会になったかと思います。
WIBの月例会について
今回の月例会のように、どなたでも参加できる月例会を毎月開催しています。和歌山イノベーションベース（WIB)はアントレプレナーの精神を持った方を全力で応援しています。
WIB 2023年8月度月例会のご案内
8月度の月例会はアントレプレナーセッション vol.4として、「”喜笑天結” 和歌山かつらぎ町発！『オレンジ』『ほりにし』ブランディング戦略」をテーマに、株式会社ミモナ(アウトドアショップ Orange) 代表取締役 池田 道夫 氏に対談形式の講演会に登壇いただきます。
モデレーターはWIBメンバーの株式会社タカショーデジテック代表取締役社長の古澤良祐氏が務めます。
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担当：毛利
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