2022年5月16日（月）に一般社団法人和歌山イノベーションベース（所在地：和歌山県和歌山市、代表理事 前田 効多郎、以下「WIB」）が公で初めての活動になる「WIBローンチセミナー」をダイワロイネットホテル和歌山で開催致しました。
当初は、パーティー形式のラグジュアリーなパーティー形式を予定していましたが、新型コロナウイルスの新規感染者が増えていたことや、セミナー形式の方がより一層WIBの理念や活動内容をご理解、そして共感頂けると思い、セミナー形式で開催させて頂きました。その際は、急な内容変更にも関わらず、ご参加頂いた方々には大変ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。
今回のローンチセミナーは２部構成になっており、第一部はKeyNoteSpeakerによる講演、第二部はWIBメンバーによるパネルディスカッション。当日は、170名以上を越える和歌山にゆかりのある経営者の皆様にご参加頂き、WIBの理念である…
「事業成長を加速させ、和歌山から日本・世界を熱くする」
をご理解、共感頂けたと思います。
代表挨拶
社会福祉法人 檸檬会 理事長
WIB 代表理事
前田 効多郎
WIB代表理事の前田効太郞が挨拶に立ち、「事業成長を加速させ、和歌山から日本・世界を熱くする」とWIBのビジョンや方向性を説明し、「起業家を育て、アントレプレナーシップで事業成長を加速させる人材を育てる組織を目指し、5年で3社の上場企業と売上げ100億円以上の会社を3社、10億円以上の会社を10社、1億円以上の会社を20社育てていきたい」と抱負を述べました。
前田代表理事が裏テーマである、人口比率における起業家の割合を全国一位にしたいと述べ、WIBから多くの起業家が生まれることで和歌山に貢献したいと熱く語ってもらいました。
来賓挨拶
和歌山県知事 仁坂吉伸様
来賓として挨拶に立った和歌山県の仁坂吉伸知事は、「和歌山は昔、起業家がたくさん生まれる風土であった」と和歌山の歴史にちなんだエピソードを語って頂き、「前田会長のやる気と情熱でこの会が結成された。ものすごく期待しているので、起業家を育てて言って欲しい」とWIBへの期待を述べて頂けました。
KeyNoteSpeaker
株式会社メディアドゥ 代表取締役
徳島イノベーションベース(TIB) 代表理事
藤田 恭嗣 様
IBシリーズの生みの親であり、上場企業の株式会社メディアドゥ代表取締役藤田様に「メディアドゥの事業と挑戦」の演題で講演をおこなって頂きました。
ご自身の会社の歴史、なぜ上場したのか？EOのこと、TIBのこと、地方創生、家族のこと、限界集落になった故郷を具体的に再生させた話を１時間熱弁して頂きました。上場までに何度も事業モデルを変更したこと、何度も上場にチャレンジしたこと、上場した際には〇〇円しか貯金がなかったこと。上場を成し遂げた起業家でも、多くの失敗から学び、そして成功に導くことの重要性、「経営で的確な判断を下すには、知識や情報、経験、仲間が必要」など多くのことを教えて頂けました。
パネルディスカッション
株式会社農業総合研究所
代表取締役CEO会長 及川 智正 氏
株式会社タカショーデジテック
代表取締役社長 古澤 良祐 氏
上記の２名にあわせて、KeyNoteSpeakerの講演から引き続きご参加の藤田 恭嗣 様、WIB代表理事の前田 効多郎の計4名によるパネルディスカッション（モデレーター：株式会社データプール 代表取締役 ,WIB 監事 高幣久富）です。
起業家養成の必要性等について熱のこもった議論が展開されました。
及川ＣＥＯは、和歌山で農業分野の上場を実現できたことにふれ「アメリカでは大きな会社ほど地方に本社機能がある。和歌山でも実現可能だということを組織で情報を発信したい。上場は、農業だからできた。和歌山だからできた。」と熱く語り和歌山の経営者を勇気づけてくれました。
古澤社長は「ネアカな地域に人は集まります。成功者は妬みを持たれる事があってもそれ以上に感謝する人が出て来て圧倒的な貢献度でそれを乗り越える。成功者を潰すのでは無く、成功者を讃え、素直に教えを乞い、また成功者もオープンな姿勢で対応するそんな会にしたい。」と独自の視点でWIBを語ってくれました。