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2024.09.09

【活動報告】WIB 2024年9月度月例会を開催しました

一般社団法人和歌山イノベーションベース(所在地:和歌山県和歌山市、以下「WIB」)は2024年9月6日(金)、2024年9月度月例会を開催しました。(会場:和歌山県JAビル)

今回の月例会では、「家業の魅力を世界に伝える」をテーマに、一般社団法人ベンチャー型事業承継様より、株式会社伊藤農園 代表取締役 伊藤 彰浩氏・アベル株式会社 代表取締役社長 居相 浩介氏にご登壇いただきました。

今回は50名のアントレプレナーシップをもった和歌山にゆかりのある経営者達に参加して頂けました。今回はその模様をレポートしていきます。

株式会社伊藤農園 伊藤氏について

有田みかんの加工品販売を手掛ける伊藤農園4代目。3代目である父が開発した特別な製法で作られたみかんジュースをブランド化。フランスの三ツ星シェフにも採用され、EUを中心に世界32か国の高級百貨店やスーパーで扱われている。売上は入社当時から12倍に、組織は10名から80名まで拡大し、今なお躍進を続けている。Forbesスモールジャイアンツアワード2023において、ローカルヒーロー賞を受賞。

 

アベル株式会社 居相氏について

東京のIT企業で5年間勤務後、2004年、29歳のときに父親が経営する大阪府八尾市のアベル株式会社に入社。19年に社長に就任。黒いステンレスの表面処理事業で、電解発色技術「アベルブラック」を確立。表面被膜が1マイクロメートル以下で、曲げ加工しても変色しないなど、同製品は塗装やメッキと比べて装飾性・機能性に優れており、スカイツリーのエレベーター装飾やレクサスのドアモールを手掛ける。

 

 

お二人による講演会

失敗の経験、自分の世代で家業をブランドにしていくなかでの苦労、海外含む自社の商品をプレゼンしたときにうまくいった時の経験、
通販事業での勝ち方、先代の社長との違いをどう出して自分が会社を背負っていったか?など様々なお話をシェアしてくださりました。

参加された方からのアンケートでは、「10年、15年後の自分がお二人のような姿になっていたいなと思えた。」「アトツギという自分と同じ境遇で、事業を成功されている方の講演が聞けて大変勉強になりました。」「様々なお話をシェアしてくださり、自分の事業にも活かしていこうと思いました!」など、事業承継中の方だけでなく、幅広い層の経営者へ刺激となりました。

 

WIBの月例会について

今回の月例会のように、どなたでも参加できる月例会を毎月開催しています。和歌山イノベーションベース(WIB)はアントレプレナーの精神を持った方を全力で応援しています。

 

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